【持っていると便利!】基本の乗馬用品+α
以前、基本の人装について記事を書きました。
今回はそれにプラスして、馬に慣れてきて少し上達してきた時にあったら便利だなと思うものについて書いていこうと思います。
鞭(ムチ)
鞭で馬を叩くなんて可哀想…と思う人ももしかしたらいるかもしれません。
でも鞭は決して、馬を痛めつけるために使うものではありません。
どちらかと言うと、馬の注意力が散漫になっている時にこっちに集中してよ、と注意喚起させるために使うことが多いです。
ちなみに障害の試合では、2回(ルールによっては3回)以上馬が障害を飛ぶことを拒否すると「失権」といって走行する権利を失うのですが、失権した後に鞭で馬を叩くと審判に後ほど呼び出されて注意されます汗
短鞭(たんべん)
その名の通り、短い鞭です。
初心者は最初にこの短鞭を購入するのが良いと思います。
素材やデザインなど選ばなければ、1000円代〜と比較的安価に購入することができます。
鞭は使わなくても、持っているだけで効果がある場合もあるので、まずは短鞭を持つことに慣れましょう。
長鞭(ちょうべん)
その名の通り、長い鞭です。
一般に短鞭よりもしなりやすく、効力が高いです。
どちらかというと馬場の練習の時に用いられることが多いです。
馬場の試合の時には基本使ってはいけないので注意が必要です。
スワロフスキーなどデコレーションがついているものは高いですが、シンプルなものは2000〜3000円で購入することができます。
拍車(はくしゃ)
拍車は、長靴もしくはチャップスに装着します。
拍車を装着することにより、脚を使った時に一点に集中して馬に合図を伝えることができるため、より強い効果を生み出しやすいです。
脚に対する反応が鈍い馬に対して効果的です。
ただし、あまり拍車を使いすぎると拍車痕(はくしゃこん)といって、馬のお腹に傷ができてしまうことがあるので注意が必要です。
拍車は種類が多く、先端が尖っているものから丸いもの、長さが長いものから短いものまで様々なのですが、初心者のうちは最も馬に対して負担が少ない、長さが短く先が丸いものを使うことをオススメします。
手袋(グローブ)
馬に乗る時専用のグローブがあるんです。
上級者の人だと手綱が滑るという理由でグローブをつけずに素手で馬に乗っている人もいますが、初心者はグローブなしで乗ると確実に指の皮が剥けて大変なことになります。
実際、私もグローブを忘れて馬に乗った時は皮が剥けてヒリヒリして、しばらくの間はとても痛かったです。
素手で乗っている上級者の人やプロの人は手の皮が分厚くなっていると思います。
一度手を見せてもらったらいかがでしょうか?
私は今ロッケル(Roeckl)というドイツのブランドの手袋を使っていますが、つけ心地が良く手綱も握りやすいためオススメです。
最近はカラパスという王冠がモチーフのブランドの手袋も人気のようです。
値段はロッケルより少し安いです。
いかがでしたでしょうか。
是非色んな道具を使いこなして、効率的に上達できるように頑張りましょう。
それでは。