馬持ってますけど、なにか。

馬上の空論

気付けば馬に乗り始めて9年、馬を持って3年目になりました。自分自身の体験談や馬にまつわるあれこれについて発信していきます。

ダブル?オクサー?障害馬術の用語を解説!

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障害馬術の解説を聞いていると、しばしば専門用語が出てきます。

せっかく乗馬を習っていたり興味があるのであれば、用語を理解した方が見ていて楽しいですよね!

そこで今回は障害馬術でしばしば使われる専門用語について説明しようと思います。

 

オクサー

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障害は垂直障害・オクサー障害と大きく分けて二つ種類があります。

中でもオクサー障害とは、上の写真のように2本の横木で幅がつけられた障害物のことを指します。

障害に幅があるので、馬は体を伸ばすようにして飛越をしていきます。

乗っている方としては、垂直障害よりもオクサー障害の方がついていくのが大変です。

馬にとっても、同じ高さでもオクサー障害の方が大きく見えるため、怖く感じやすいのでしょう、オクサーで止まる馬は多いです。

 

↓上から見た図

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競技会では高さは揃えられていることが多いですが、わざと前と後ろで高さを変えて段違いにしていることもあります。

前が高さが低い方が、馬にとっては飛びやすく感じるんです。

 

ダブル

ダブル障害とは、障害間の歩数が1歩あるいは2歩で、二つ続いた障害のことです。

馬連の公認種目(障害の高さが110cm以上)のクラスでは、大体1つか2つはコースの中に組み込まれています。

ダブル障害は二つで一つと見なされ、もし一つ目は飛んだけれども二つ目で止まった場合は一つ目の障害からやり直しになります。

ダブル障害は一つ目の入りで失敗すると大体二つ目で失敗するので、いかに最初の障害に上手く入るかが肝になります。

同じように、トリプル障害(障害が三つ続いた障害)もあります。

 

ダブルもオクサーも、難易度の高い競技会になるほどよく出てくるようになります。

スイスイ飛んでいた馬がいきなり飛ぶのを嫌がったりするのは、一概には言えませんが、オクサーであったりダブルの障害であることも多いです。

それだけ難しいということですね!

それでは。