馬の馬装のやり方
こんにちは。クロフネです。
今日は、馬の馬装のやり方について書いていこうと思います。
足元
馬の足を守るために、プロテクターをつけます。
プロテクターは前肢用と後肢用があります。
乗馬クラブにもよりますが、前肢しかプロテクターをつけないところもあります。
色んなタイプのプロテクターがありますが、大抵ベルクロが後ろに向くようにつければ正しい方向です。
装鞍
続いて、鞍を付けます。
鞍を直接つけるとずれたり、鞍傷(あんしょう・鞍が擦れて傷になること)の原因になるので、鞍の下にゼッケンとハーフパッドを引きます。
ゼッケン
一番最初に敷きます。
可愛いデザインのものも沢山あり、愛馬の毛色などに合わせてコーディネートしている方も多いです。
オススメは、Animoというブランドのゼッケン。
薄すぎず厚すぎず、蒸れにくい作りになっているのでとても使いやすいです。
ハーフパッド
ゼッケンを敷いたら、その上にハーフパッドを置きます。
私はずっとマテス社のボア(↓)を使っていますが、ゲルタイプのものも多くの人が使っているのを目にします。
http://www.cavallo-net.com/goods/pad/260200000387.html
鞍を置く
鞍を置きます。
鞍を置いたら、鞍とキ甲(馬の背中の一番盛り上がっている部分)に隙間が空くように、ゼッケンの前側を少し持ち上げます。
↓赤い丸のとこらへんを軽く持ち上げる
腹帯を通す
鞍を置いたら、鞍を固定するために腹帯を締めます。
この時、ズレ防止のためにゼッケンに通します。
馬によっては腹帯を締めるのを嫌がって蹴ろうとする子もいるので、注意です。
頭絡
最後は、頭絡!
まず、手綱を馬の首にかけます。
次に、ハミを馬の口に噛ませます。
右手で頭絡をまとめて持って、左手でハミを持ってくわえさせるとやりやすいです。
最初は少し怖いですが、慣れます。慣れればなんとも思わなくなります。
ハミを嫌がって抵抗してくる馬もいますが、そういう馬は、なるべく抵抗して頭を上げさせる前にチャっとつけてしまいましょう。
ハミさえくわえさせてしまえばこっちのもんです。
ハミがかかったら耳を通して、鼻革と喉革をしめます。
鼻革は大体指が2本入るくらい、喉革はこぶし一個分くらい余裕を持たせればOKです。
馬によっては足にワンコを付けたりイヤーネットを付けたりする馬もいるのですが、基本の馬装はこれにて完了です。